この記事の監修者
【この記事の監修者】土地家屋調査士:寺岡孝幸の顔写真

土地家屋調査士:寺岡 孝幸(てらおか たかゆき)
資格:土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)、行政書士。
取扱い分野:合筆登記など不動産の表示に関する登記全般。

経歴:開業以来21年間、合筆登記など登記に関する業務を行っています。
土地家屋調査士のプロフィールはこちら

地目は、目的によって登記地目(とうきちもく)、現況地目、
課税地目(かぜいちもく)の3つに分類されており、
それぞれの地目の正確な調べ方は次のとおりです。

  1. 登記地目の調べ方:現在の登記記録を調べる。
  2. 現況地目の調べ方:現地か固定資産税の課税明細書を調べる。
  3. 課税地目の調べ方:固定資産税の課税明細書を調べる。

ただ、登記のために地目を調べる必要がある場合、
地目を正確に調べていないと、登記申請時に、
補正や取下げなどで、あとで困ることもあります。

そこで、土地の地目の調べ方について、
登記申請業務を行っている土地家屋調査士が、
具体的にわかりやすく解説致します。

登記地目の調べ方:現在の登記記録を調べる。

登記地目(とうきちもく)というのは、
法務局の土地登記簿に記録されている地目のことです。

この登記地目を調べるには、
土地の現在の登記記録を調べるのが、一番確かな方法です。

ただ、土地の現在の登記記録を調べるには、
インターネットで登記情報を取得するか、
法務局で登記事項証明書又は登記事項要約書を取得する必要があります。

ネットで登記情報を取得する方が簡単ですが、
初めて取得する際には、環境設定やクレジットカード登録などで、
約1週間程かかります。

法務局で登記事項証明書又は登記事項要約書を取得する場合は、
平日の午前8時30分~午後5時15分の間に、
法務局に出向いて取得手続きが必要です。

そのため、ネットで登記情報を簡単に取得したいという方は、
土地の登記情報・公図・地積測量図の取得で困っていませんか?
を利用する方法もあります。

そして、登記情報または登記事項証明書を取得できれば、
下図のような土地の表題部を見ることで、
その土地の現在の登記地目を確認することができます。

登記情報での地目の具体例
(登記情報での地目の具体例)

この例では、土地の登記地目は「宅地」と確認できます。

なお、登記地目には宅地以外にも全部で23種類あるため、
地目の種類:全23種類の地目一覧と具体例」で、
具体例と共にくわしく解説しています。

地目とは何かや、登記地目と現況地目、
課税地目のそれぞれの違いについては、
地目(ちもく)とは?」を参照ください。

現況地目の調べ方:現地か固定資産税の課税明細書を調べる。

現況地目(げんきょうちもく)というのは、
現地の状況から判断される地目のことです。

この現況地目を調べるには、
実際に現地の利用状況を調べるのが、一番確かな方法です。

現地の利用状況によって判断される地目の種類については、
地目の種類:全23種類の地目一覧と具体例」を参照ください。

また、現況地目を調べるもう1つの方法として、
固定資産税の課税明細書を調べる方法もあります。

課税明細書には、下図のように、
現況地目という項目があり、
各土地の現況地目が載っているからです。

ただし、この課税明細書の現況地目は、
毎年1月1日時点の現況地目であって、
現時点の現況地目ではない点に注意が必要です。

課税地目の調べ方:固定資産税の課税明細書を調べる。

課税地目(かぜいちもく)というのは、
市区町村役所が課税目的のために判断した地目のことです。

登記地目とは必ずしも一致しないので注意が必要になります。